はじめに:マリオットボンヴォイの値上げニュース
旅行好きやホテル好きに人気の「マリオットボンヴォイ アメックス・プレミアムカード」。
これまで「無料宿泊特典」と「プラチナエリート資格」が魅力で、多くのユーザーに支持されてきました。
しかし2025年、年会費の大幅値上げが発表されました。
SNSやブログでは「改悪だ!」という声もあれば、「むしろホテルでの使い勝手はアップした」という肯定的な意見もあり、利用者の反応は分かれています。
この記事では、値上げ前後の比較表、詳しい変更点、実際の利用者の声を紹介し、最後に「継続するべきか・解約すべきか」の判断ポイントをまとめます。
マリオットボンヴォイ アメックス・プレミアムカードとは?

マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)は、世界最大級のホテルグループ「マリオット・インターナショナル」が展開する会員プログラムです。
このカードを持つことで、
- ホテル宿泊でのポイント還元
- 上級会員資格(ゴールド or プラチナ)
- 無料宿泊特典
といった特典が得られます。
特に、毎年の無料宿泊特典が人気で「年会費の元が取れるカード」として高い支持を集めてきました。
値上げ前と後の比較表【わかりやすく整理】
項目 | 値上げ前(〜2025年8月) | 値上げ後(2025年11月〜) |
---|---|---|
年会費(本会員) | 49,500円(税込) | 82,500円(税込) |
家族カード | 24,750円程度 | 41,250円(税込) |
無料宿泊特典 条件 | 年150万円利用 | 年400万円利用 |
無料宿泊特典 上限 | 75,000ポイント | 90,000ポイント |
プラチナエリート条件 | 年400万円利用 | 年500万円利用 |
新特典 | なし | ポケットコンシェルジュ20%キャッシュバック |
※家族追加カードは1枚のみ無料
表を見てもわかる通り、大幅な年会費値上げと条件の厳格化が行われています。
値上げのポイントを徹底解説
年会費の大幅値上げ
- 本会員:49,500円 → 82,500円
- 家族カード:24,750円 → 41,250円
実質、33,000円以上の値上げとなり、国内のクレジットカードの中でも最高クラスの年会費カードに。
無料宿泊特典の条件が厳しく
- 以前は「年間150万円利用」で獲得できた特典が、
- 今後は「年間400万円利用」が条件に。
旅行好きでもこの条件を満たすのは簡単ではなく、ライトユーザーには厳しい改定です。
ポイント上限が拡大
- 無料宿泊特典の上限が「75,000ポイント → 90,000ポイント」に。
- リッツ・カールトン日光やセントレジス大阪といった高級ホテルも対象に入りやすくなりました。
プラチナエリート条件も厳格化
- 400万円利用で得られた「プラチナエリート」が、500万円利用に変更。
- 出張族や富裕層でなければ到達は難しい条件です。
新特典「ポケットコンシェルジュ」
- レストラン予約サービス「ポケットコンシェルジュ」での利用に対して、半年ごとに最大5,000円キャッシュバック。
- 実質年10,000円相当のリターンですが、年会費増額を補うには物足りない印象です。
実際の利用者の声
否定的な声
- 「年会費82,500円は高すぎる。解約を考えている」
- 「無料宿泊特典の条件400万円は非現実的」
肯定的な声
- 「90,000ポイントで泊まれるなら、ラグジュアリーホテルを狙いやすい」
- 「毎年リッツ・カールトンで宿泊するので、まだ価値がある」
実際には「解約する派」と「継続する派」に分かれており、利用スタイル次第で評価が大きく変わるカードになったといえます。
継続をオススメできる人
- 年間400〜500万円以上カードを利用する人
- 高級ホテルステイを楽しみたい人
- 出張や旅行でマリオット系列を頻繁に使う人
解約・乗り換えを検討すべき人
- 年間利用額が200万円以下の人
- 無料宿泊特典だけが目当てだった人
- コスパ重視で、年会費は抑えたい人
代替候補としては「アメックス ゴールド・プリファード」や「楽天プレミアムカード」などがあります。
【まとめ】値上げは改悪?進化?
- 年会費は49,500円 → 82,500円へ
- 無料宿泊特典は「400万円利用」が条件に
- その代わり、90,000ポイントで泊まれるホテルが増加
- 利用者は「解約派」と「継続派」に二分化
結論として、
- ホテル滞在を趣味にする人にはまだ価値がある
- ライトユーザーにとっては改悪と感じる可能性大
マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカードは、今後ますます「人を選ぶカード」となっていきそうです。
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