はじめに:ANA × ダイナース、最上位の証。
ANAダイナース プレミアムカード。
この名前を聞いただけで「おっ!」と反応する方は、クレカ通の方でしょう。
年会費は170,500円(税込)。
ANAカードの中でも頂点に位置する、まさに“選ばれた人だけが持てるカード”です。
そして2025年には、金属製の「メタルカード」仕様が登場。
ステータス・特典・所有感の三拍子をそろえた究極のANAカードとして、話題を集めています。
BUZZクレカ編集部が、ANAダイナース プレミアムカードの魅力・メリット・デメリット・他社比較を“マイラー視点”で徹底解説していきます。
ANAダイナース プレミアムカードの基本スペック
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 年会費 | 170,500円(税込) | 
| 家族カード | 無料(年会費なし) | 
| 利用限度枠 | 一律の上限なし(個別審査) | 
| ポイント還元率 | 通常1.0%/最大2.5%(ANAグループ利用時) | 
| マイル移行手数料 | 無料(制限なし) | 
| ANAラウンジ | 国内線ANAラウンジ無料 | 
| プライオリティ・パス | 無料付帯(Prestige会員相当) | 
| 海外旅行保険 | 最高1億円 | 
| ショッピング保険 | 年間最大500万円 | 
| コンシェルジュサービス | 24時間対応 | 
| グルメ優待 | プレミアム エグゼクティブ ダイニング(2名で1名無料) | 
| メタルカード発行 | 2025年より開始(発行手数料55,000円) | 
| 入会ボーナス | 10,000マイル | 
| 継続ボーナス | 毎年10,000マイル | 
メタルカード登場。持つだけで“格”が上がる
2025年4月、ANAダイナース プレミアムカードにメタルカード仕様が誕生。
ステンレスをベースにした重量感のある質感で、ANAと地球の絆をイメージした鏡面地球デザインが施されています。
- 発行手数料:55,000円(税込)
 - 年会費は据え置き(追加なし)
 - 2025年は2,000枚限定
 
店頭で出すと「おぉ…重い!」と反応されるほどのインパクト。
クレカを“道具”ではなく“ステータス”として持ちたい人にはたまらない1枚です。
※注意:一部の券売機やATMなど、金属カードを読み取れない端末では利用不可。
還元率:ANA利用時は100円=最大2.5マイル!
ANAダイナース プレミアム最大の強みは驚異のマイル還元率です。
| 利用区分 | 還元率(マイル換算) | 
|---|---|
| 通常利用 | 1.0%(100円=1マイル) | 
| プレミアムボーナス(全利用) | +0.5% | 
| ANAグループ利用 | +1.5% | 
| 合計最大 | 2.5%(100円=2.5マイル) | 
つまり、ANA便の航空券購入などでは100円=2.5マイルという驚異のレート。
さらに入会・継続でそれぞれ1万マイルもらえるため、実質的な還元率はさらに上昇します。
また、マイル移行手数料なし・有効期限なし。
ANAマイルを長期で貯める“陸マイラー”にとって、理想的な条件です。
特典:ラウンジ・グルメ・旅行で圧倒的に優越
ANAダイナース プレミアムの特典は、他社プラチナカードでも追随できないレベル。
ANAラウンジ無料
国内線ANAラウンジを、本人・家族ともに無料で利用可能。
羽田・伊丹・新千歳など主要空港で“並ばずに搭乗前のひととき”が過ごせます。
プライオリティ・パス(Prestige)
世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料。
同伴者も条件付きで無料になるケースがあり、ビジネス・ファーストクラス並みの快適さが得られます。
プレミアム エグゼクティブ ダイニング
全国の高級レストランで「2名で1名無料」。
1回のディナーで2〜3万円得することも。
年間5〜6回利用すれば、年会費の元が取れる人も珍しくありません。
コンシェルジュサービス
24時間365日、ホテル・レストラン・航空券・ギフト手配まで対応。
ビジネス出張でも「秘書がもう1人増えた」ような安心感です。
旅行保険・遅延保険
海外・国内旅行傷害保険は最高1億円補償。
2025年からは海外航空便遅延保険も自動付帯されます。
利用限度額「一律制限なし」は本当?
公式には「利用可能枠に一律の制限なし」。
つまり、“あなたの信用力と実績”次第で枠が大きく伸びるカードです。
実際、
- 高額な時計購入(数百万円)
 - 旅行代理店での家族海外旅行(数十万円〜)
 - 会社経費決済(法人利用)
なども一括決済できた、という報告が多数。 
「年会費17万円でも、枠の柔軟性がそれ以上に価値がある」
そう語るユーザーも少なくありません。
体験談:実際に1年使ってみたら…
「年会費17万円、正直高いと思いました。でもANA便出張が多く、毎月の経費決済をすべてこのカードに集約したところ…1年で約22万マイル貯まりました。
家族旅行でハワイ往復(ビジネスクラス)に交換でき、年会費以上のリターンを実感。
ANAラウンジを使うたびに“ああ、プレミアム持っててよかった”と思います。」
マイルだけでなく、「扱われ方」が変わるのも事実。
ホテルや空港でカードを提示したときのスタッフの反応が違うという声も多いです。
コストとリターンのバランスを検証
| 項目 | 試算例 | 
|---|---|
| 年間利用額 | 1,200万円(うちANAグループ300万円) | 
| 通常利用マイル | 900万円 × 1.5% = 135,000マイル | 
| ANA利用マイル | 300万円 × 2.5% = 75,000マイル | 
| ボーナスマイル | 10,000マイル | 
| 年間合計 | 220,000マイル獲得 | 
| ANA特典航空券(ビジネスクラス) | ハワイ往復 約90,000マイル/人 | 
| 家族3人分+α | 年1回海外旅行が無料レベル | 
仮にマイル価値を1マイル=2円で換算すると、年間44万円分の価値。
年会費17万円を払っても、実質+27万円のリターンになる計算です。
デメリット・注意点
高級カードには光と影があります。
年会費が高額
年17万円は、使いこなせなければ負担。
特典を活用しきれない方には「宝の持ち腐れ」になりがち。
招待制・審査が厳しい
原則インビテーション(招待)制。
年収1,000万円前後・クレヒス優良・高額利用実績が必要と言われています。
国際線ANAラウンジ非対応
国内線は無料ですが、国際線ANAラウンジは対象外。
国際線メインの利用者は注意が必要です。
メタルカードの機器対応
券売機・ATM・一部セルフレジでは使用不可。
サブカード(プラスチック版)を併用する必要あり。
特典変更リスク
2025年のように、制度改定が入ることがあります。
常に最新の公式情報をチェックしましょう。
他社カードとの比較表
| カード名 | 年会費(税込) | ANAラウンジ | プライオリティ・パス | マイル還元率 | 特徴 | 
|---|---|---|---|---|---|
| ANAダイナース プレミアム | 170,500円 | ○(国内線) | ○(無制限) | 最大2.5% | ANA最上位・ステータス最高峰 | 
| ANAアメックス・プラチナ | 165,000円 | △(一部空港) | ○ | 最大3.0% | ANAマイル重視、特典豪華 | 
| JALダイナース プレミアム | 170,500円 | ○(JALサクララウンジ) | ○ | 最大2.5% | JAL派向け | 
| ラグジュアリーカード(Black) | 165,000円 | × | ○ | 約1.25% | デザイン・金属質感重視 | 
| アメックス・プラチナ | 165,000円 | ○(ANA提携含む) | ○ | 約1.0% | ホテル特典・トラベル重視 | 
結論として、ANA便中心+マイル重視+高ステータス志向ならANAダイナース プレミアムが最強。
ANAアメックスよりもシンプルで、還元率・ステータスの“バランス”が取れています。
こんな人におすすめ
| 向いている人 | 理由 | 
|---|---|
| ANA便をよく使う出張族 | ラウンジ・マイル還元で実利大 | 
| 年間決済額1000万円超の方 | 年会費をマイルで十分回収可能 | 
| ステータスカードを求める方 | メタルカード仕様で圧倒的存在感 | 
| 高級レストラン・ホテルを利用する方 | グルメ優待で年会費を実質無料化可能 | 
逆におすすめできない人
| タイプ | 理由 | 
|---|---|
| 年会費を回収できるほど使わない | 特典が宝の持ち腐れになる | 
| JAL派 | ANA特化のためメリット薄 | 
| 海外決済が多い | 一部端末非対応のメタルカードに注意 | 
BUZZクレカ編集部の総評
ANAダイナース プレミアムは、
“マイル効率・特典・ステータス”を同時に満たす、ANA最強カードです。
確かに年会費は高い。
しかし、ANAを年間10回以上使う方なら、
- マイル2.5倍
 - ANAラウンジ無料
 - グルメ優待
これだけで年会費以上の価値が生まれます。 
「マイルで旅行を無料に」「空港でVIP気分を味わう」
そんな“理想のANAライフ”を手に入れる最短ルートが、このカードです。
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まとめ:ANAダイナース プレミアムカードの総評
| 評価項目 | BUZZクレカ編集部レビュー | 
|---|---|
| マイル還元率 | ★★★★★(最大2.5%) | 
| ステータス性 | ★★★★★(メタル仕様・最上位) | 
| 特典の豪華さ | ★★★★★(ラウンジ・グルメ・旅行) | 
| 年会費コスパ | ★★★★☆(使いこなせば実質+) | 
| 総合評価 | 4.8 / 5.0点 | 
関連リンク(内部リンク例)
編集後記:BUZZクレカ的ひとこと
ステータスを感じたいなら、ANAダイナース プレミアム一択。
“使いこなせば17万円が投資になる”カードです。
ただし、持つことがゴールではなく、「使い倒す」ことが真の価値。
次の旅行を“ビジネスクラスで無料に”したい人は、要チェックです。


  
  
  
  

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